塾や家庭教師の勉強を復習しないとザルと化す理由【理想の復習とは】

塾や家庭教師で復習しない

お母さま
うちの子は塾と家庭教師で勉強していますが復習しません。復習しないと効果は薄いように思いますが、それでも塾と家庭教師は多少なりとも効果があるんでしょうか。また、効果的な復習もついで教えてほしいです。
坂田先生
家庭教師と塾講師経験のある僕が、お答えします。
このページの内容
  1. 塾や家庭教師の勉強を復習しないとどれだけもったいないかの図説
  2. 効果的に塾や家庭教師の勉強を復習するタイミング
広告

塾や家庭教師の勉強を復習しないとどれだけもったいないかの図説

坂田先生
勉強で大切なのは予習よりも復習です。

断言しますが、復習は予習の100倍大事です。

塾や家庭教師の勉強を復習しないということは、一度つめこんだ知識を一生懸命忘れようと頑張っている行為だと思ってください。

せっかく得た知識を頑張って忘れようと努力して、それでも残ってしまったわずかな知識でテストを受けようと努力する行為。

にゃんこ
それが秘儀『復習しない』です。
坂田先生
さてこの図をご覧ください。
定着の段階

多くの中学生が勘違いしていることですが、授業を聞いてその説明がわかることを勉強だと思っている子が多いです。

実際、その状態でテストを受けるとほとんど点数になりません。

理解ができた、という状態は、『さあここから復習という勉強をするぞ』という準備運動ができた状態のことを言います。

なんども反復復習して、スラスラ解ける状態になってはじめて『自分は勉強した』と言うことが許されます。

坂田先生
塾や家庭教師で勉強したことを復習しないと、このようになります。
復習をしない場合

学習した翌日には、ほとんどすっかり忘れてしまっているので、テスト直前に、最初と同じだけの時間と労力をかけて勉強しなおす必要があります。

坂田先生
さらに、その状態になったとしてもスラスラ解けないので、計算ミスをしたら、解き方を忘れたり、けっこう使いものになりません。

せっかく時間と労力を割いて覚えたことも、復習しないと、もういちど初めて出会った時の新鮮な感覚からやり直しになります。

にゃんこ
一言で言うと『もったいない』です。
 

効果的に塾や家庭教師の勉強を復習するタイミング

坂田先生
せっかく塾や家庭教師で時間とお金を消費してつめこんだ知識です。

復習しないなんてありえないです。

にゃんこ
効果的に復習しましょう。
坂田先生
こんな感じのタイミングがいいです。
復習のタイミング
坂田先生
この図は何かと申しますと、復習を繰り返すほどに、どんどん復習の時間や労力そのものが短縮されていく様子を図解したものです。
にゃんこ
回を重ねるごとに、復習に必要な時間がどんどん短くなり、なおかつ、知識の定着度合いも安定していきます。
坂田先生
最終的に、塾や家庭教師で得た知識は、テスト本番まで何度も繰り返し復習され、スラスラと出てくる『使える道具』となります。
にゃんこ
めでたしめでたし☆
坂田先生
定期テスト対策についてより詳しく知りたい方は、こちらのページ↓も参考にされてください。

参考:中学数学の定期テスト対策を公開|平均点60点で80点をとるための具体的な勉強法

にゃんこ
このページは以上になります。