学校から宿題が出ない中学の定期テスト対策や勉強法

にゃんこ
中学生になったけど、うちの中学校では先生から出題が出ません。
にゃんこ
さらに、定期テスト直前にワークの提出が言い渡され、あわてて取り掛かるので、テスト勉強をする時間がなくなります。

どうすればいいでしょうか?

坂田先生
プロ講師がこのような疑問にお答えします。
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学校から宿題が出ない中学の定期テスト対策や勉強計画

にゃんこ
中学生になってから学校から宿題が出ないというのはよく聞く話です。
まず、僕がオススメしたいのは、『定期テスト2週間前までには提出物を終わらせておく』ということです。

テスト直前になって、提出物を片付けるために、時間を使うハメになり、テスト勉強のための勉強ができない

この状況になることを、最も避けたいからです。

坂田先生
よって、僕がおすすめしている定期テスト対策や、そのための勉強計画は、次の4つです。
1:学校の提出物を最優先にとりかかる(塾のテキストやその他購入した参考書はあとまわし)

2:基礎例題だけを最後まで終わらせる(チャレンジ問題などは最初はとばしておく)

3:できれば定期テスト2週間前までには提出物を仕上げておく

4:勉強時間の最初に毎回、復習時間をもうける

詳しく見ていきます。

学校から宿題が出ない中学生は提出物を最優先に片付けよ

僕は、学校の提出物を1周解いて(片付けて)、そこから勉強が始まると思っています。

もっとも避けたい状況は、例えば塾に通っていて、その課題に追われて学校の提出物が済んでいない状況です。

学校の提出物は、テストの結果と同様、ダイレクトに成績に反映します。

よって、僕のおすすめとしては、テスト直後に学校から提出物として言われるであろう問題集などを、塾の進み具合と並走するようにして片付けてゆく勉強スタイルです。

塾を利用していないのであれば、学校で学んだ内容を復習・定着させるために、提出物になるワークを利用する、というスタイルがいいでしょう。

塾でも使っていない別の参考書などを使いたいという場合は、学校で使用しているワークを反復して『九九のようにスラスラ解ける状態になった』あとであれば使用してもいいと思います。

九九のようにスラスラ解ける状態になるまで1冊のテキストを反復する。

これが最も効果の高い勉強法です。

よって、学校の問題集を仕上げる際は、以下の内容に注意してください。

1:ワークの問題を解いて、勉強を完了した気にならないということ。(復習を繰り返すことが勉強なので)

2:少し考えてわからない問題や、忘れている問題があれば、すぐに解答解説を読み、それから取り掛かること。

3:解説を読んでもわからない問題は、とりあえず提出できる状態に仕上げておいて、とばすこと。

上のどれもが、『いかにして速く、多くの回数を反復学習するか』のための注意事項です。

坂田先生
学校の提出物は、先生にとっては、成績をつける目安にすぎません。

そのために生徒側がすべきことは

・問題が解いてある

・答え合わせがしてある

この状態に仕上げることです。

ですが、これでは実力は上がりません。

中学生にとって、学校の問題集は

・定期テスト&高校入試を準備するための道具

・何度も反復し、身に付けるもの

としてとらえるのが本質でしょう。

よって、最初に1回解いて、問題が正解したかどうかというのはそこまで大きなことではありません。

最終的にテスト前日までにスラスラ解ける状態に仕上げるために使ってゆくことのほうが重要だからです。

学習の最初に毎回『これまでの復習をしてから今日の勉強にとりかかる』ということが大事になってきます。

このあたりの復習の方法を含めて、次のお話で『学校の問題集を反復して身につけるための勉強法』をご説明します。