できれば小学生、中学生、高校生ごとに、ケース別にこまかく教えてください。
- 60分授業がベストな例
- 90分授業がベストな例
- 120分授業がベストな例
家庭教師の授業時間|60分授業がベストな例
小学生の60分授業
中学生の60分授業
ましてや中2や中3となると
『これまでの復習』
『現在の授業のフォロー』
『高校受験の準備』(中学3年生)
とやることが増えてきます。
詳しくはこちらをご覧ください。
家庭教師の授業時間|90分授業がベストな例
小学生の90分授業
算数は小学生高学年になるほど、文章をからめた複雑な話が登場してきます。
学校の授業や宿題でわからないところを解説する場合、60分授業でも大丈夫な場合は多いですが、説明するだけで終わってします場合が多いです。
それだと実際に解けるかの確認や違う例題での確認ができないこともありますで、90分授業の方が家庭教師の先生も余裕をもって進めることができます。
中学生の90分授業
中学3年生になると、志望校によっては、難問の対策や解説に時間が必要になる場合があるので、120分授業のほうがいい、という場合もあります。
ただし、長期休みなどに集中して対策するという方法もありますので、基本は90分授業で進める、というスタンスでも問題ないかと思います。
これは、家庭教師をうける子がどこまで復習する必要があるか、にもよります。
中1の最初の計算問題から復習する必要があったり、基本ができていない場合は、やはりそれだけ時間が必要になります。
高校生の90分授業
例外的に、自分で勉強できるけど、わからないところだけ質問で解消したい、という使い方をする場合、60分授業で足りる場合があります。
ただ実際は、数学や英語で困っているのでお願いする、というケースが多いので、90分授業や120分授業が、家庭教師の最適な授業時間になります。
家庭教師の授業時間|120分授業がベストな例
小学生の120分授業
僕も実際に、120分授業で小学生から依頼をもらう場合はすべて中学受験でした。
中学生の120分授業
特に英語か数学をお願いする場合、それぐらいの時間が必要になることが多いです。
もちろん、90分授業で回数を増やすという方法もあります。
中学生の頃に僕が担当させてもらい、獣医学部へと進んだ子がいますが、その子も担当当初、数学が苦手でした。
定期テスト対策と高校受験の準備のために、週3回120分授業でバリバリ進めていきました。
中学では偏差値50以下だった子が、やがて高校で70(全国での偏差値)を超えるまでになったのですが、それだけ一生懸命やってくれたから、というのが最大の理由です。
英語数学ともに苦手で、当時は英語まで見ていたので、それだけ授業時間が必要でした。
これが、例えば数学だけ家庭教師を依頼する場合、120分授業あるいは90分授業で週2回という使い方がいいと思います。
高校生の120分授業
理由は、英語数学の『学校の授業スピード』の問題です。
中学生の内容とくらべて、学習内容のボリュームが大きくふくれあがっています。
それにくわえて、もしも英語や数学が苦手科目であった場合、それまでの復習まで手をまわさないといけない場合が多いです。
その分、一回の家庭教師に必要な授業時間も多いほうがよくなります。
『学校の授業フォローをする』
『これまでの理解の遅れをとりもどす』
『中学受験の準備をする』
という使い方によって必要な授業時間が変わってきます。
学校の授業フォローだけの場合、60分授業でも十分カバーできる可能性が高いでしょう。
ただし、依頼する科目数が2つ以上である場合、60分授業ではたりない場合も出てきます。
参考:家庭教師|小学生や中学生に週1回60分授業は少ないか?