平方完成をしないで2次関数のグラフの頂点の座標を求める方法
2次関数のグラフの頂点のx座標の公式
公式を問題にあてはめて求めると、頂点のx座標はこうなります。
2次関数の頂点のx座標が \(-3\) となったということは、xが\(-3\) の値をとるときのy座標が、頂点のy座標だということになります。
なので、次にやることは、このx座標の値\(-3\) を2次関数のxに代入して、xが\(-3\) のときのyの値を求めることです。
よって、2次関数 \(y=x^{2}+6x+1\) のxの値が\(-3\) のときのyの値は\(-8\) だということがわかりました。
これは2次関数 \(y=x^{2}+6x+1\) の頂点のx座標とy座標のことなので、この2次関数のグラフの頂点の座標は \(\left( -3,-8\right)\) だということが判明したことになります。
平方完成をしないで2次関数の頂点を求める練習問題
\(y=4x^{2}+8x\)
先程の問題とは少し違って、cにあたる部分がありません。
しかし、頂点のx座標を求めるのにcは使いませんので、やり方は同じままで求められます。
習得のコツですが、最初は慣れないうちは考え込まずに、答えを見ながらなぞるようにして、最後まで解いてください。
解答はこちらになります。
2:答えを見ながら手を動かす。
3:同じ問題を3回、4回と繰り返して、だんだんとスラスラ解けるようになってゆく。
2:わからないのに、答えを見ようとしないで、自力を突破しようとして時間が過ぎる。
3:1回解いて終わり。繰り返さない。
以上、『平方完成をしないで2次関数のグラフの頂点の座標を求める方法』の解説でした。
2:平方完成しないで求める方法(x座標、y座標ともに、公式を当てはめる方法)
3:平方完成しないで求める方法(x座標だけ公式を当てはめる方法)