まわりと比べて焦っている子へ伝えたいこと

続いてお伝えすることは、僕が授業で勉強効率よりも大切にしていることについてです。

もちろん、完全に実践できているつもりはありませんし、実際どれほど生徒さんに貢献できているか測ることができない話になります。

ただ、僕が生徒さんの何を見て授業をしているか、何を願っているかを知っていただき、僕の価値観に共感された方よりご依頼いただきたいと思い、このページを作らせてもらいました。

特に、まわりの学習ペースについていけないで焦っているお子様がいらっしゃる場合は、ぜひご一読いただければと思います。

僕は何を見て授業をしているか。

僕の家庭教師の進め方については、簡単にですが、さきほど説明させていただきました。

これは、勉強効率を突き詰めた結果、ゆきついた形なのだろうと思われたかもしれません。

僕はただ、生徒さんの精神的な負担を少しでも軽くするために、これが一番良い方法だろうと思って実践しているにすぎません。

精神的な負担とは、つまるところ心の声になります。

「自分はダメな子なんだ。価値がないんだ」

「失敗したらどうするんだ。また馬鹿にされるぞ」

このように頭の中で繰り返す声のことです。

この声に寄り添う力こそ、成績や学力、学歴などよりも、はるかに今後の人生に影響を与えてゆくと思っています。

正直申しまして、学校のテストで学年最下位だろうが、登校できなくなろうが、大した問題ではありません。

(人によってはお怒りを買いそうです)

僕が生徒さんの何を見て授業をしているのか。

それを理解していただくために、僕がこれまでの道のりで学んできたことを説明させてください。

僕の歩んできた道のり。

かつて僕は、学生時代にひきこもりを経験しました。

当時は、部屋から見える、窓のむこうの四角い青空をながめながら、こんなことを思っていました。

今、こうしている間にも、キラキラした日差しのなか、笑いあって人生を楽しんでいる人がたくさんいるんだろうな。

人生は1回きりなのに、この大切な時間を切り取って、そのままくしゃくしゃにまるめてゴミ箱に捨てているような、むなしさがありました。

せっかく1年浪人してまで、勉強がんばったのに。

後悔を思うたび、ゾクっとする感覚におそわれました。

けれどもある日、とある心理学の本に出会い、詳しいことは省略しますが、それがきっかけで価値観が一変しました。

その本との出会いにより、授業に復帰するようになりました。

授業登録の日、学部長が受け付けに座っておられ、手続きをしてくれました。

僕が2年間0単位だったことを記録で見たのでしょう。

書類から顔をあげてこう言いました。

「こんなんじゃ全然驚かん!ワシは4年間0単位だったヤツを知っておる!」

この言葉に、ふっと気が軽くなり、救われた思いがしました。

その後、海外の住居建築をお手伝いするボランティアをするサークルに入り、4年間かけて、モンゴルや東南アジアを中心とした計6カ国を訪問、滞在しました。

サークルの仲間とフィリピンの道を歩いている瞬間、僕はこう思いました。

「僕は今、あのとき夢見ていた夢のなかにいる‥」

かつてのあの日、部屋のなかから眺めていたキラキラした時間がそこにはありました。

学生の頃に家庭教師を始めました。

また、その頃僕は、アルバイトとして家庭教師をするようにもなりました。

不思議なことに、かつての僕と似たことを経験している生徒さんに出会う機会が多くありました。

初回授業の日、部屋に入った途端、生徒さんがベッドで寝ているのを目撃した時もありました。

その姿が、かつての自分と重ねて見えました。

僕はその子にこう言いました。

「え。それ全然たいしたことないよ。俺なんて2年間まったく家にこもって学校に行かなかったんだから。」

すると相手はこんな大人初めて見た、とでも言わんばかりにポカーンとした表情になりました。

その日の晩御飯の時間、僕のことを楽し気に話してくれたということを、親御さんから伝え聞きました。

あの子があんなにも元気に話すということは珍しいことだったそうです。

卒業後、様々なことにチャレンジしてきました。

僕は、今日まで一度も就職したことがなく、一般的なルートをたどった人生ではありません。

学生時代に、引きこもり2年間0単位

心理学との本との出会いによって学校に復帰

世界を10カ国以上旅する

長野の山小屋で皿洗い⇒沖縄⇒北海道の牧場を手伝う

車いすを利用する友達とインドへ赴き、マザーハウスのお手伝いをする

京都で友人(脳性麻痺で車椅子を利用し、記憶をなくしたけれど明るく生きる友達)の講演会を主催

手作りのチラシで家庭教師の依頼を得ようとポスティングしすぎて松葉杖になる(今は治っています)

自分のサイトを作り、地元滋賀県の家庭教師のお客さん集めに成功する

趣味で滋賀県のカレンダーを作るYouTube動画を作る

趣味でYouTubeでストップモーションアニメ『不思議の国PECO』を制作、これをきっかけにテレビ出演する。

このサイトを立ち上げ、家庭教師をオンラインに切り替える

趣味でアプリゲームの勉強をし、リリースする。

何をしている人ですか?と聞かれれば、わかりやすい回答として「オンライン家庭教師をしています」と答えます。

けれども、自分が何者であるか、一言で説明できるような人生はつまらないと思っています。

チャレンジしたいことはまだまだ山のようにあります。

こんな面白い大人に初めて出会った。

ひょっとしたら、大人になるって楽しいことなのかも。

出会った子に、こんなふうに感じさせることができれば、それだけで僕は「この道のりでよかった」そして「この子に出会ってよかった」と思うことでしょう。

この道のりでしか、今の僕にはなれませんでした。

今の僕には、この道のりでしか出会えなかった出会い、この道のりでしか伝えられなかった言葉があります。

部屋のなかで冷たい気持ちをかかえていた、かつての自分に出会うことできるなら、きっとこんなことを伝えるでしょう。

「今は信じられないかもしれないけどね。その時間はいつか、たからものになるんだよ。だから大丈夫だよ。大丈夫なんだよ」

物語が続いていくかぎり、どこかで幸せな瞬間がかならず訪れます。

その瞬間があるかぎり、それまでの道のりすべてに感謝したくなる日が来る、ということを僕は学びました。

だから僕は、どんな生徒さんであっても、「よかったね。いつか絶対、その経験がたからものになる日が来るよ」と言ってあげられます。

0点でもいい。

自分のことが嫌いでもいい。

自分なんて価値がないと思っていてもいい。

その道のりでしか見られないキラキラした未来が絶対に待っているよ。

だから大丈夫だよ。

これを伝えてあげることが、僕が家庭教師として本当にやるべきことだと思っています。

話をもとにもどします。

僕が授業を通して生徒さんに願っていることを少しでもご理解いただけたでしょうか。

僕はただ、自分の経験から、人生に大きく影響を与えるものは「心の声」だという学びを実践しているにすぎません。

AIが浸透してゆくこれからの社会において、情報処理能力を測るだけの点取りゲームは、人間を評価する指標のほんの一面でしかありません。

今子供たちがやらされているのは、たかが点取りゲームであり、たかが暗記我慢大会です。

ただの点取りゲームで他人と比較してしまい、価値観まで否定し、自分を落ち込ませるなんてバカバカしいと思っています。

もちろん、テストの点数を見て、ゲームを楽しんでいるがゆえに落ち込んだり、競争したり、くやしがったするのは大いに結構です。

しかし、平均点以下だからと言って、あるいは一桁の点数や、0点だったとしても、そこに人間的価値はまったく関係ありません。

大いに結構。僕はそれを笑ってあげられるし「すばらしい!0点なんて最高!これはとんでもない才能を秘めているね!」と言ってあげられます。

僕が思う、ステキな人生を作ってゆくもの。

これからの時代は、本当は自分がどうしたいのか、望みの声を聞いてあげられる人間が、やがて人を惹きつけ何かを創っていく時代です。

今、自分は本当はどうしたいのか?

この望みの声を聞いてあげて、こたえてあげるために小さな勇気を出してあげられる人が、ステキな人生をつくっていきます。

僕の担当した子がいつか大人になり、なにか小さな望みを持ったとしましょう。

その時、望む声とは別の、行動を踏みとどまらせようとする別の声が聞こえてきます。

「自分はダメな子なんだ。価値がないんだ」

「失敗したらどうするんだ。また馬鹿にされるぞ」

この声は、人生の様々な場面で表れてくることでしょう。

自身のなかで育てあげたこの声の主に耳をかたむけ、より添ってあげられるのは、他の誰でもなく、その子自身しかいません。

その声の主に、その子がちゃんと寄り添っていけるように、そのささやかな助けとなるために、僕は家庭教師をしています。

僕の授業を受けられた生徒さんと保護者様の感想

坂田先生
ご参考までに、感想をピックアップして3つだけご紹介します。
中学生Aさん
この子(中学生)は塾のペースについていけず、塾をやめて僕の授業を受けられました。
感想文5数学と理科の計算が苦手だったので、その両方を担当させていただきました。

お母様の感想です。
感想文4

中学生D君

この子(中学生)は数学に加え、英語も指導させてもらいました。
オンライン家庭教師の感想話してみると、とても頭のいい子だなあ、というのがわかりましたが、成績はボロボロでした。

この子は中学入試で勉強漬けになった時の体験から、珍しいぐらいの勉強アレルギーになっていました。

僕のことをほめるような内容を書いてくれていますが、正直言いますと『僕の授業時間だけなんとか問題を解いて、宿題も量を少なくしてなんとかやってくれた』という感じです。

自分ひとりで勉強する時間はほとんどなかったでしょう。

授業と同時に僕が意識したのは、『勉強ができないと人生ダメになる』とか『自分ってアホなんだ』などといった間違った観念を解きほぐすための言葉かけをすることでした。

未来を心配したり、自分を責めるような矢印が自分に向いていることで、そもそも何かに取り組むエネルギーが足りなくなっているなと感じました。

とても素直な子で、出会った頃とくらべると、物事のポジティブな面をとらえようとしてくれるようになりました。

苦手な数学を克服する、ということが僕の一番の任務ですが、それと同じくらい「自分にたいしてどう思ってあげるか」という考え方の部分で楽になってほしいというのが僕の願いです。

R君
この子は、こちらの説明する内容を理解する力はありましたが、身に付けるために繰り返す回数が多く必要でした。

感想その1改

まわりの子とくらべて忘れやすいことに、当の本人は引け目を感じているようでした。

けれども僕の目から見れば、ゆっくりとではありますが、着実に成長していました。

僕は、そんな自分の成長を見ることができるように繰り返しほめていきました。

以上になります。

ここまでの長文をお読みいただき、ありがとうございました。

僕の価値観に共感していただいた方は、ひきつづき以下をご覧ください。

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