- 僕のオンライン授業の進め方
- 僕の宿題の出し方(ケース別の優先順位)
家庭教師の効果的な使い方(僕の授業の進め方)
- ご本人の現在の実力と、これまでの学習の蓄積はどうか?(最近のテストの点数など)
- 目標について(目標とする定期テストの点数あるいは志望校など)
- 学校の授業は理解できるのか?学校の問題集の難易度と分量は?
- 学校や塾の宿題の量はどうか?そもそも宿題はあるのか?
- 部活や塾や習い事で忙しいか?疲れて帰ってきて、勉強する気力や時間がないということは?
- 数学以外で苦手科目はあるか?あった場合、数学との勉強時間のバランスをどうするか?
- 【理解度】ちゃんと理解できるように、どこまでかみくだいて説明するのが最適か?
- 【定着度】理解できた内容をどれだけ繰り返せば、身に付くことができるか?
- 【自習力】こちらから提示した課題をどこまでこなすことができるか?
事例:定期テストで平均点をクリアしたいというご依頼であった場合
そのような子の場合の多くは、テスト直前になってようやく提出物にとりかかります。
当然ですが、提出しないといけない問題集は数学以外にもたくさんあるので、このままでは間に合わないと焦ります。
やむをえず、答えを半分写しながら、あるいはほとんど写しながら、なんとかテスト前日にギリギリ間に合います。
面白いことに、この様子を親が見れば、テストギリギリにあせって勉強をしているように見えてしまいます。
当の本人も作業の疲労と達成感によって、なんだか大量の勉強を済ませたような気になります。
しかしこれらはただの作業時間であって、実質の勉強時間は以前として0時間です。
そして、テスト勉強が不十分な状態で本番をむかえ、準備にふさわしい点数をとってしまいます。
1:学校側が日々の宿題を提出物の範囲から出さないので、直前まで放置されている。
2:お子様が自主的に勉強スケジュールを立てない。あるいは立て方を知らない。
3:解説を見てもわからない問題があり、時間がかかり、やる気がそがれる。
学校の問題集を家庭教師を利用し学習することの大きなメリット
- テスト直前に提出物の答え写しに追われることなく、ちゃんとテスト勉強ができる
- 定期テストの出題範囲なので、テスト対策も同時に進められる
- 先に提出物を済ませておくことで、精神的余裕ができ、自信になる。
(自分に対するイメージ。勉強に対するイメージが変わる)
⇒理解できないので、ただの嫌な時間。
⇒数学が嫌いになる。
⇒授業中にできなかった問題を家で解き直さないといけない。
⇒しかも復習時間になり、内容がより定着する。
⇒理解できるので、嫌な時間にならない。
⇒数学が嫌いになりにくい。楽しいとすら感じる場合も。
⇒授業中の問題が解けるので、その場で身に付く。
僕の宿題の出し方(ルールと優先順位)
- 解けない問題や未学習の問題は出さない。
- 定期テスト範囲となる学校の問題を優先する。
- 応用よりも基礎の復習を優先させる。
- 解ける問題でも、スラスラ解けない問題は復習させる。
- 実力テスト対策よりも次の定期テスト範囲の定着を優先する。
学校で使用している問題集でまだこちらが解説していない範囲
かつ
次回の定期テスト範囲の基礎レベルの問題
解説の部分が自分で理解できる問題であるなら、あとはそれを適切なタイミングで復習できるように、こちらがプランニングしてあげればいいわけです。
身につくまで、ちょうどいいタイミングでこちらから繰り返し宿題を出します。
追加する宿題がない子の場合
理解できているがまだスラスラ解けていない問題
かつ
次回の定期テストで出る基礎問題
理由1:僕の授業で1回解説しただけの問題だったため、忘れている可能性があったから。
理由2:解説後、この問題はなんとかギリギリ理解できたようだけど難しく感じているな、という感触だったため。
理由3:この子は数学に苦手意識があったので、自分で解説を読んで頑張って思い出そうとするよりも、僕がもう一度解説をしたほうが負担が少ないと判断したため。
「わからない場合はすぐに解説を見てください」
そもそも非効率ですし、やる気も削がれます。とてもおすすめできません。